幼児期は親子にとって“宝”の時間
子どもが何かに夢中になれる空間を作ってあげる。その姿を親がじっくりと見てあげる。それだけで子どもはのびのびと自分自身を表現していくようになります。
例えば、子どもがおもちゃのハンドルを回し始めたら、「○○くん、ブーブーに乗っているの? どこに行くのかな? お母さんも一緒に乗りたいな」というように、イメージを膨らませてあげると、すごく喜びますよね。
そうやって、子どものしていることを認めて、想像を広げてあげると、ますます夢中になりますし、発想も豊かになっていきます。
親子で映像や絵本を一緒に見て、「これ、なんだろうね?」などと、イメージを膨らませるような言葉がけをしていくのもいいと思いますよ。
また、子どもがいろいろな「動詞」「形容詞」を学べる場を、ご家庭でも作ってあげられるといいですね。
「名詞」の場合は、記憶することで学習できますが、「動詞」「形容詞」は体験からでないと身につけられません。「動詞」とは、いわゆる見る、味わう、嗅ぐ、歩く、登る、回す、投げる、混ぜる・・・などの動作。「形容詞」は、きれい、かわいい、おもしろい、おいしい、暖かい、寒い、赤い、青い・・・など状態を表す言葉です。
いろいろな「動詞」「形容詞」を体験して学ぶことで、興味の幅が広がるとともに、感性や身体能力も磨かれていきます。
さて、これまで、幼児期の子育てのヒントや子どもとの関わり方について、現場の視点から、いろいろとお話をさせていただきました。いかがだったでしょうか?
子どもを育てることは、ときに大変で、楽しいことばかりではないかもしれません。思うようにならない存在だけに、日々戸惑いを感じることもあるでしょう。
でも、そのしんどさを乗り越えられとき、きっと充実感や達成感を感じるはずです。反対に、ずっと何もなく平坦な道ばかり歩いていたら、そのときは楽でいいですが、あとで振り返ってみるとなんだか物足りない・・・そんなものかもしれません。
子どもは中学生、高校生になれば、徐々に親元から離れ、巣立つ準備を始めます。特に生まれてから幼児期までの間は、親子が密接につながる“宝”のような時間。しっかりと手を握って、愛してあげてください。必ずや子どもはその手をぎゅっと握り返してくれることでしょう。それが親子の絆というものです。
2010/07/28 | コメント(4)








専業主婦として子育てをしております。四六時中子供と一緒にいると、辛くなることもありますが、10年後15年後を楽しみに、たくさんの宝物をつくっていきたいと思いました。
良いお話をありがとうございました。
みみたん | 2010/08/01 10:59
幼稚園児の母です。夏休みに入り何かとあわただしく過ごす毎日をストレスに感じる日もありますがかけがえのない時を過ごしていると思い直してがんばろうという気持ちにさせられました。貴重なお話をたくさんありがとうございました。
ひまわり | 2010/07/30 22:48
毎回、先生のお話を楽しみにしていました。分かりやすく優しい先生の話を読んで、改めて子供と自分の関係性や子供がどう思っているかなど考え、見つめなおす時間を持てたと思います。ありがとうございました。
パコ | 2010/07/29 22:48
毎回先生のお話にハっとさせられ、多くの気づきを得ました。
最後の言葉、心に染みいります。
本当にありがとうございました!
ヒカリ | 2010/07/29 11:18